北九州市が地盤改良工事を行った都市計画道路から六価クロムが検出された。
平成19年2月~3月に麻生ラファージュセメント(株)が製造したセメント及びセメント系固化材を地盤改良工事に使用した場合、環境基本法に定める基準を超える六価クロムが容出する可能性がある、ということで北九州市は該当する箇所の点検を行って来た。
同製品を使用した工事現場6カ所を特定し、調査した結果、同市八幡東区祝町の都市計画道路3号線から六価クロムが検出された。
当該現場周辺は現在工事中であり、今後、現行工事と除去工事の行程を調整し、この4月から除去作業に入る。尚、除去工事にかかる費用は麻生ラファージュセメントの負担によって行われる。