まず福銀は親和銀行の融資の最悪の癌であった金子漁業の案件を決着つけて攻めに転ずる体制を敷いた。そして十八銀行の優良先に肩代わり融資攻勢をかけている(勿論、低金利で)。かたや攻勢を強いられている十八はまず不良債権の処理の目処はつけたがその他の反撃はピンボケが多い。元来、弱かった佐世保地区の開拓要員を配置したが、市場のない同地区よりも福岡都市圏開拓に注力した方が良いという論評もある。いずれ十八単独では福銀連合に立ち迎えず地銀連合戦線を組んで対抗することしかできないという見方が台頭している。
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