熊本の味千ラーメン(重光産業(株))は、世界10カ国にFC展開しているが、なかでも味千チャイナは、昨年香港証券市場に上場して資本市場から資金調達できるようになったことから、出店スピードを速めている。同社によると、現在華南から華北に店舗を進めており216店を展開、早期に500店舗を目指すとしている。
中国の味千ラーメンの成功は、上場したこともあって、全世界に情報が広がっている。現在東南アジアを中心にアメリカ・カナダに展開、今年5月には、欧州初となるオランダ店をオープンする。海外では地元資本とFC契約を締結し、味千本社(重光産業)はFC全店に対してスープと麺を供給している。中国を除き120店舗出店、国内の店舗は107店舗だが、本家の味千の直営店は8店舗というから、海外を含めた味千のFC展開力は、目を見張るものがある。
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