原油価格が106米ドルと再度高騰しているが、スタンドのガソリン価格も値上げしている。3月2日(日)、福岡市内のセルフ各店で141円だったガソリン価格が、5日には一挙に149円となっていた。
最近のガソリン価格は、原油価格の値動きで上下している。ガソリン卸価格が原油相場により日ごとに変わることはなく、便乗値上げの何ものでもない。
石油精製メーカーの卸価格が発表されており、それをNHKなどが放送することにより、販売店価格値上げの根拠にしている。しかし、卸価格と店頭販売価格が同じか、店頭販売価格の方が安い現状からすれば、メーカー公表の卸価格がいかに杜撰な価格か分かる。
※ 石油スタンドのセルフ店経営は、施設費と人件費などで、ほとんど利益は出ないと言われているが、新規出店は続いている。しかし卸価格より安く販売することは絶対あり得ない。報道の仕方の問題か?
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