現在、眞柄征侑さんは海外の仏教の聖地をはじめ、国内では四国・九州の88カ所の霊場を徒歩で巡りながら音楽活動を行なっている。その征侑さんが8日、佐賀市文化会館で「新たなる旅立ちの時」と称した記念ライブを行なった。征侑さんは、このライブを期に、1年間の仏門修行に入ることになっている。
征侑さんは大分県姫島出身の55歳。25歳のときに歌手デビューを果たすが、諸事情により音楽活動を断念し、飲食店を経営していた。しかし、41歳のときに「やはり自分は音楽しかない」と音楽活動を再開。そして、日本全国を旅しながら音楽活動を続けるなか、恩師である故・坂村真民氏と出会い、仏教に通じる平和や夢といったテーマで音楽活動を行なっている。
今回のコンサート「新たなる旅立ちの時」は地元佐賀で行なわれ、約800人入ることができる会場には多くのファンが詰め掛けた。東北地方をはじめ、全国各地から来られた方々もおり、改めて人気の高さが伺えた。コンサートでは、征侑さんの声量溢れる曲が披露、楽しいMCも相まって、コンサートは大盛況のうち幕を閉じた。
今後は題名の通り、4月から1年間、京都の仁和寺にて外部との接触を一切絶ち、同寺の修行層として仏門修行に励む。征侑さんは「今後は修行を経て、僧侶として感じたことを歌っていきたい」と語っている。
厳しい修行を経て、より一層人生観を広めた征侑さんに期待は膨らむ。
眞柄征侑公式ウェブサイト
http://www.magara-seiyu.jp/
※記事へのご意見はこちら