「特発性拡張型心筋症」という難病と闘っている福岡県福岡市西区在住の大﨑幸一くんは現在中学2年生の14歳。生きるために残された道は「心臓移植」しかなく、米国のコロンビア大学病院に受け入れていただけるものの、保険のきかない海外では渡航費・移植医療費・滞在治療費などで約9,000万円の費用が必要とされている。

　その幸一君を支援するため、福岡地区に拠点を置き、大工工事業を目的とした業者協力会「福友会」が中心になって福岡市内と佐賀県で3月1日（土）、3月6日（木）～9日（日）にかけて街頭募金を行った。この街頭募金には「福友会」の青年部を中心に、その関係会社や幸一くんの同級生など様々な人々が参加した。特に中央区天神地区の渡辺通りに展開した募金活動では、参加者が多すぎて「次の機会にお願いします。」と断りが出たほど。こうした善意の方々の募金のおかげで3月6日現在、59,659,426円の募金が集まっている。

　3月1日、8日に西鉄天神駅周辺で街頭募金を行った高崎組高崎専務らは「幸一くんを助けるために、私たち福友会青年部は街頭募金を中心に募金活動を行っています。福友会所属企業や地場企業のみならず大手企業の穴吹工務店さんや鴻池組さんなどが募金活動に参画して頂き、また幸一くんのたくさんの同級生にも参加して頂きました。この活動を機に会の活動も活発となり、幸一くんを通して人間の暖かさを改めて知ることが出来ました」とコメントする。

　目標とする募金金額は9,000万円。街頭募金含め善意の募金は今もなお寄せられているが、まだ3,000万円ほど足りない。「一日でも早く目標金額に達成させ、渡米そして移植手術が出来るようにしたい。そのためには皆さんの協力が必要です」と幸一くんを助ける会の代表皆川氏は語る。

難病と闘う幸一くんの命を救うために色々な人たちの善意の輪が広がっている。「笑顔で生きたい」という幸一くんの願いを叶えるために、皆様の温かい支援をお願いします。

幸一くんを助ける会　http://www.fight-kouichi.com/index.html

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