世界有数の金融機関である英金融大手、HSBCグループは、日本での個人向け金融サービス「HSBCプレミア」を2008年より開始した。今年1月には同サービスを提供する店舗が東京で2店舗新設され、今後地方への店舗展開が計画される。
先月20日、同サービスの日本での提供開始を記念してザ・リッツ・カールトン東京のグランドボールルームには600人ほどの関係者が招待され、セレブレーション・パーティーが催された。同パーティーにはHSBCグループ傘下の香港上海銀行の会長、ビンセント・チェン氏が香港より駆けつけ、日本での「HSBCプレミア」のサービス開始にあたりその期待を語った。
「HSBCプレミア」は既に世界37以上の国と地域で200万人以上の個人に対してサービスを提供しており、日本では1000万円以上の金融資産を持つ「マス富裕層」を対象に世界水準の銀行サービスを浸透させていく。HSBCプレミアの顧客は、日本はもちろん世界主要地域に250以上展開しているHSBCプレミアセンターと6000以上のHSBCの支店を利用することができる。
HSBCグループは年内にニュージーランドのオークランドにもHSBCプレミアセンターを新設する方針を明らかにしており、経済成長著しいアジア太平洋地域での個人向け金融サービスが加速する見通しだ。
http://www.hsbc.co.jp/1/2/hsbc-premier-jp/hsbcpremier
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