(株)エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区、鈴木芳夫社長)は、3月17日、平成20年10月期 第1四半期財務・業績(連結)の概況を発表した。
それによると、売上高は前年同期比5.7%増の85,396百万円、経常利益は同比7.0%減の1,459百万円、当期純利益は同比3.1%減の936百万円となっている。
旅行事業においては、旅販売促進を積極的に行い、初夢フェアなど価格訴求を中心としたキャンペーンに加え、週末こだわり海外旅行特集の展開を行うなど集客の増加に努めた結果、日本人全体の出国者数に占める送客シェアを拡大させることができた。
また、インターネットビジネスにおいては、海外航空券のオンラインサイトや携帯サイトのリニューアルを行い、利便性の向上に努めた。
しかし、燃油特別付加運賃の負担増による需要低迷の影響は拭いきれないものがあり、若年層やファミリー層など一部の旅行意欲を抑える形となったとしている。
また、ホテル事業においては、オーストラリアの好景気による後押しが継続しており、ゴールドコースト・ブリスベンのホテルともに高稼働率を維持し、順調に推移したとしている。
なお、通期の業績予想は、売上高が前期比7.4%増の389,000百万円、経常利益が14.8%減の6,400百万円、当期純利益は16.0%減の3,800百万円としている。
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