通信事業者の業界団体である電気通信事業者協会(東京都港区)は、ソフトバンクの孫正義社長が平成20年4月1日付で会長に就任すると発表した。任期は1年。
副会長には田辺忠夫ケイ・オプティコム社長と中村維夫NTTドコモ社長が就く。
同協会の会長職は大手企業トップが持ち回りで務めており、既存の業界秩序に異議を唱える孫氏にもお鉢が回ってきた。
同協会は携帯電話の契約数などの統計をまとめるほか、通信にかかわる業者間の調整や一般への宣伝活動などを手がける。3月いっぱいで任期が切れる現会長はNTTの三浦惺社長が務めており、孫氏も副会長に就いていた。
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⇒電気通信事業者協会(TCA)
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