3月18日に放送されたテレビ番組「ガイアの夜明け」(テレビ東京系列午後10時~)内での日本生協連への表現は痛烈だ。
「失墜した生協ブランド 事件はなぜ防げなかったのか・・・?」
糾弾といっていい。確かにこれまでの経緯を見ると消費者から苦情が殺到するのもうなずける。昨年のミートホープ偽装事件に加えて、今回の中国製冷凍ギョーザ事件。悪質なものが続いている。
そして、この番組内で中国製冷凍ギョーザは昨年秋には既に最初の被害者と思しき消費者がいたことも明らかにされた。冷凍ギョーザを食べたのち体調を崩したため、いち早く生協に通報したにもかかわらず今回の事件は防げなかったことが、取材に応じた被害者から直接明かされた。
ところが、生協は番組内で内部の取材に応じている。店舗や本部そしてインタビューまで答えている。
すべてを詳らかにした姿勢は不退転の決意とも見て取れる。
今後は取引先とは緊張感を持った信頼関係を築くことを心がけるため、抜き打ち検査も辞さないという。
様々な批判を覚悟での情報公開と検査体制への決意表明がなされた。
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