本会議 1票差で自民・みらい福岡・ふくおかネット案成立
避けられぬ吉田市長の求心力低下
福岡市議会は、25日午後1からの本会議で、24日の条例予算特別委員会で自民・みらい福岡・ふくおかネットワーク(修正案)が提出した「有料維持、対象学年の拡大」を柱とする案が可決されたことを受け、学童保育「留守家庭子ども会」について、委員長報告の後、討論、採決を行なった。
投票の結果、無料化を柱とする原案(市長案)を否決した委員長報告に対する賛否は、31対31の可否同数となり、川口議長の採決により、報告の通り原案否決が決定した。この時点で市長公約である無料化案は正式になくなった。
引き続き、自民・みらい・ネットによる有料維持・対象学年拡大の案を採決。同様に31対31の可否同数となったが、川口議長が委員長報告を可としたことで、自民・みらい・ネットが提案した「有料維持・対象学年の拡大」が成立した。
吉田市長の選挙公約は果たされなかったことになり、改めて市長の市議会における基盤の弱さを印象付ける結果となった。
市長の求心力低下は否めないとの指摘も出ている。
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