全国市民オンブズマン連絡会議調査
~ 九州・山口各県総合評価 ~
都道府県の総合評価は、首長・部局長交際費情報、本庁課長級以上の再就職情報、予算編成スケジュール情報、議会の政務調査費情報、議会運営委員会情報、警察の捜査報償費情報、警部以上の再就職情報のこれらの7項目に亘る情報公開度にポイントを設け、総合して行なわれていて、九州山口9県の47都道府県中の順位は以下の通りとなっている。
但し、本年順位/昨年順位
09/07佐賀 17/15山口 19/26 宮崎
25/09鹿児島 30/24熊本 30/45 沖縄
35/37大分 39/31長崎 43/26 福岡
佐賀県は、知事部局の情報公開が進んでおり全国1位であることに加え県警が3位のポイントを獲得しているために、議会が34位と振るわないが総合評価では全国9位であり、九州・山口では1位となっている。
議会についてもこの4月から政務調査費の領収書添付義務が1円からとなるため、来年度は、一層評価を上げることは間違いない。
山口県は九州・山口中2位ということだが、知事部局と県警の情報公開が進められておらず20位、35位と評価が低いのだが議会の改革が早くから取り組まれていることからこのような結果になっている。
宮崎県は、昨年の26位から7ランク上げ、19位となっている。東国原知事就任後の知事部局における情報公開が進められたことと、議会が昨年中に政務調査費の領収書添付義務を1円からとしたことによる評価の向上が大きい。
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