2011年と言えば、福岡では九州新幹線開通と博多駅前開発のことが話題に上がるが、鹿児島では地場ホテル業界がこの年を乗り切れるか心配している。
ある地場の業界関係者は語る。
「今は外資系ホテルで一流と呼べるところはまだ無いが、最近はリッチモンドをはじめ外資系ホテル参入(予定)が相次いでいる。また国内系でも2011年新幹線開通に合わせてJALやANAあたりのツアーと組んだホテル進出があるかもしれない。そうなると、私たちのような地場ホテルは厳しい局面にさらされるだろう」。
今、鹿児島ではホテルが相次いで新築・増床される一方で、撤退するところも出ており、まだ稼働率は十分ではないようだ。ただ、2011年には鹿児島のホテル業界で大きな変動があることが予測される。
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