(株)淺沼組
一時株価値下がり率トップに
三井住友建設(株)
業界不況のなか収益改善なるか
■呉服・婦人服小売(福岡)/(有)いのうゑ
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約1億5,650万円
代 表:井上 良
所在地:福岡県大牟田市築町5-15
設 立:1988年4月
資本金:1,000万円
年 商:(07/9)約1億円
3月10日に事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。
担当は、中尾哲郎弁護士(中尾総合法律事務所 福岡県大牟田市不知火町1-1-2、電話:0944-51-0855)ほか1名。
負債総額は約1億5,650万円が見込まれる。
■厨房・食品加工設備設計(福岡)/(有)ベルテックス
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約4,500万円
代 表:三角 慎一
所在地:福岡県春日市日の出町6-92
設 立:2001年5月
資本金:450万円
年 商:(06/2)約1億2,000万円
同社は、2月28日に福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。
破産管財人は、桃原健二弁護士(桃原法律事務所、福岡市中央区赤坂1-7-25、電話:092-712-0339)。
負債総額は、約4,500万円が見込まれる。
■不動産管理・仲介(福岡)/大建住宅(株)
販売不振 事業停止
代 表:室園 梨津子
所在地:久留米市津福本町1642-1
設 立:1988年8月
資本金:1,000万円
年 商:(06/6) 約2,000万円
3月6日に決済不調に終わった同社は、事業を停止した。
同社は、1988年8月に設立された不動産管理・仲介業者。一般顧客を中心とした営業を展開し、97年6月期には約3,900万円の売上高を計上していた。
■土木・建築工事(宮崎)/(株)緒方組
受注不振 民事再生法適用申請 負債総額 約7億円
代 表:緒方 英機
所在地:宮崎県小林市大字細野2026-1
設 立:1964年6月
資本金:5,000万円
年 商:(06/12) 約10億2,238万円
3月21日に同社は、宮崎地裁都城支部に民事再生法適用を申請した。
申請代理人は柿内弘一郎弁護士(アーバンリバティス法律税務事務所、鹿児島市小川町13-12 、電話:099-225-6306)ほか1名。監督委員は谷口悟弁護士(弁護士法人谷口法律事務所、都城市栄町19-12、電話:0986-22-7750)。
負債総額は約7億円が見込まれる。
■割烹旅館運営(熊本)/(有)田嶋割烹旅館
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億円
代 表:田嶋 康広
所在地:熊本県山鹿市山鹿340-1
設 立:1972年2月
資本金:1,800万円
年 商:(07/5) 約7,500万円
3月5日、決済不調に終わった同社は、破産手続申請の準備に入った。
担当は、古田哲朗弁護士(弁護士法人リーガル・プロ、熊本県山鹿市山鹿417-13、電話:0968-42-8868)。
負債総額は、約1億円が見込まれる。
■コダマが聞く
福岡の勢いを全国のオークラへ
本物のホテルマンを育成する
(株)ホテルオークラ福岡 代表取締役社長 徳安 弘明 氏
10年目を迎え、今や福岡のシティホテルの顔とも言える存在感を示す(株)ホテルオークラ福岡。宿泊、ウェディング、宴会、レストランの各部門とも順調に業績を伸ばしている。2005年の就任以来、強力なリーダーシップで社員のモチベーションを高め、能力を引き出す、徳安弘明代表に、コダマが聞く。
(聞き手:弊社代表 児玉 直)
○フル稼働の客室
○真のホスピタリティを
○東京でも福岡の企画を採用
■流通大競争時代
九州3百貨店、相次ぎ新体制へ
縮小市場で生き残りかける
九州百貨店業界では4月1日、伊勢丹と三越の経営統合で、「三越伊勢丹ホールディングス(HD)」が発足し、岩田屋と三越福岡店が新会社の傘下に入る。北九州では同日、井筒屋が小倉伊勢丹を子会社化し、「コレット井筒屋」をオープンする。市場縮小のなかで、新たな模索が始まったが、将来展望はまだ見えてこない。
○「三越伊勢丹HD」スタート
○見えてこない統合の効果
○「コレット井筒屋」が発足
■東京レポート
航空機事業に進出するトヨタ
豊田家「一人一業」神話の呪縛
トヨタ自動車が航空機事業へ進出-。新聞各紙は3月6日、三菱重工業が進める国産小型ジェット旅客機の開発計画に、トヨタ自動車が資本参加を検討していると報じた。官民一体で進めてきた同計画は巨額な開発費負担が課題だったが、豊富な資金力をもつトヨタの参画で「日の丸旅客機」の事業化が大きく前進するという。このニュースをどう読むか。ひとつの読み方は、豊田家の御曹司への大政奉還に備え、豊田家の家訓である「一人一業」の柱に航空機事業を据えたということだろう。トヨタにとって、「一人一業」の呪縛はそれほど強い。
○「一人一業」の家訓
○三代目は住宅産業に進出
○四代目は航空機事業か
■クローズアップ
何より大切な経営理念
アジアのモスから世界のモスへ
櫻田厚代表取締役社長CEO講演会
若手の企業経営者や後継者、サラリーマン、起業を志す者らで構成される福商ビジネス倶楽部。3月17日(月)、博多区の三井アーバンホテルで行なわれた3月例会では、「モスバーガー」で相応の知名度を有し、日本を代表する外食産業企業・(株)モスフードサービスの櫻田厚代表取締役社長CEOを招き、「モスバーガーの経営戦略」をテーマに講演会が開かれた。
○日本を代表する外食企業
○専門店の生きる道
○当たり前のことを当たり前にやる大切さ
■特別寄稿
進む世界的な食料不足
農業の健全な発展こそ急務
山口農林統計協会理事 植山 正雄 氏
かつて「発展途上国」と言われていた国々の経済発展が、目に見えて表れてきたのはここ数年。先発の先進国とは比較にならないほどのスピードで発展しているのは、お隣の中国を見れば分かる。結果、食料供給量は経済発展に伴って増加する需要に追いつけなくなり、世界的な食料不足が進みつつある。農業を戦略産業として発展させなければ、海外からの食料に依存する日本に未来は無い―。
○経済発展に伴わない食料供給能力
○外国頼みの日本食料事情
○食料自給率目標45%
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