増収増益
ファッションセンターしまむらチェーンを運営する(株)しまむら(本社:さいたま市北区、野中正人社長)は、4月3日、平成20年2月期 決算(連結)を発表した。
それによると、売上高は前期比5.0%増の410,970百万円、経常利益は6.0%増の35,864百万円、当期純利益は5.4%増の19,841百万円となっている。
当期は、異常気象、低調な消費、大型商業施設の開設など、一層厳しさが増す中、主力のしまむら事業では、商品のコンセプトを明確にし、“トレンド”の提案に力を入れ、陳列什器や壁面陳列の改善による演出技術力を向上させたとしている。
また、燃料費の高騰が物流費の増加要因となったものの、日本を東西に分けた基幹商品センターへの分割納品を進めるなど、国内幹線便の合理化と配送日数の短縮を進めた結果、荷物1個当たりの輸送単価は59.4円と前年同期比0.9%減、配送個数も同7.9%減となり、物流トータルの合理化を進めることができたとしている。
店舗については、引き続き積極的な出店で58店舗を新規開設、既存店10店舗の建替え、98店舗で大規模な改装などを行い、総売場面積は前連結会計年度末より72,790m2増加し1,098,554m2となったとしている。
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