サニーの07年12月期決算は、
▲売上高が前期比3.0%減の804億5,400万円
▲営業赤字7億3,400万円 (前期は6億5,800万円の黒字)
▲経常赤字7億5,700万円の赤字(同6億3,000万円の黒字)
▲当期純損失30億1,000万円(5億8,700万円の赤字)と、
損益はいずれも赤字だった。
売上は12月期決算になってから3期連続減収。
期中に1店(吉塚店)出店したが、補えなかった。
販管費が0.4%増とわずかだが増加。
競争激化で売上総利益率が23.94%と0.8ポイント悪化したこともあって営業、経常とも赤字に転落した。
当期純損失は、昨年10月の早期退職募集に伴う特別損失を計上したことで30億円強の大幅赤字になった。
最終損益は2期連続の赤字で、期末自己資本も19億6,800万円に目減りし、自己資本比率は一ケタ台の7.8%に急低下した。
サニーの不振は、ウォルマートの情報システム導入に伴う売場の混乱や、店長の3人に1人が退職したリストラで現場の戦力が低下していることも影響していると見られる。
サニーは今期中に西友に統合予定で、これが最後の決算になる。
なお、九州西友も13億4,500万円の最終赤字
(前期は21億4,900万円の赤字)だった。
※記事へのご意見はこちら