「CERES安全な竹割り箸」が、7月7日(月)から 3日間、北海道洞爺湖町で開催される北海道洞爺湖サミットにおいて採用される。開発、製品化したのは、食品廃棄物と使用済み割り箸を資源とし、完熟堆肥を作り出す地域密着型食品廃棄物循環システムを展開する「楽しい株式会社」(代表:松尾康志、所在地:福岡県北九州市若松区向洋町10-1北九州エコタウン実証研究エリア内)。
「CERES安全な竹割り箸」は、危険な防カビ剤や防腐剤・漂白剤等の有害成分が使用されておらず、使用後の割り箸は同社が取り組むリサイクル環境である「メリーズシステム」内で、竹炭や微生物を着床させて堆肥として再利用される。このシステムは平成19年度、経済産業省から委託されたグリーンサービサイジング事業であり、こうした取り組みが評価され、採用に至っており、約40万食分の竹割り箸を供給する。
現在、輸入されている割り箸の生産工程の中に、大量に摂取すると身体に影響を及ぼすとされている漂白剤、防カビ剤の竹割り箸への使用されるケースが確認されており、TVなど多くのメディアによって数多く報じられている。食品と共に口にする「箸」であることからも、消費者や企業の意識は非常に高くなっている。
楽しい株式会社が毎月ウェブサイトにて配信している「ハチドリ通心(信)」の中では、海外での割り箸生産の現状や、一部TVで報道された内容に関する問い合わせ受付などが記載されている。また、こうした問題に対して多くの情報を発信しており、「食」の問題に大きく関わる情報の一つとして読んでみてはいかがだろうか。
楽しい株式会社
代 表:代表取締役 松尾康志
所在地:〒808-0002 福岡県北九州市若松区向洋町10-1
北九州エコタウン実証研究エリア内
URL:http://www.fun-c.jp/index.html
ハチドリ通心(信)
http://www.fun-c.jp/html/8dori.html
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