コカ・コーラウエストホールディングス(株)(本社:福岡市博多区、代表取締役CEO:末吉紀雄)は、循環型社会の構築と資源の有効活用、適正リサイクルの強化に取り組んでいる。その一環として、このたび、北九州エコタウン地区(北九州若松区)にコカ・コーラシステムの主要資産である自販機の廃棄処理を専門的に行なう施設を全国で初めて建設。4月4日(金)より竣工・稼動させた。
同施設の活用により、これまで産業廃棄物として処理していた使用済の自動販売機を自社で解体処理し、有害物質を回収するとともに、資源の有効活用を強化していく方針。コカ・コーラシステムでは、今後も循環型社会の構築に向けて、同様の自販機リサイクル専門施設の建設を推進していくとしている。
【北九州さわやかリサイクルセンター「廃棄自動販売機リサイクルセンター」の概要】
1.建設の目的
・『循環型社会』構築への社会的責任を果す
・環境先進企業として、企業価値の増大やイメージアップを図る
2.場所
北九州エコタウン地区(北九州市若松区響町1-105-24)
3.面積
土地-4,125m2(1,250坪) 建物-工場棟684m2、控室棟55m2
4.処理対象、量
廃棄自動販売機、オープンクーラー、ディスペンサーなど
最大処理量-年間2万台(1日80台)
5.対象地域(予定)
福岡、佐賀、長崎、広島、岡山、山口、島根、鳥取県から排出される廃棄自動販売機
6.施工業者
(株)神鋼環境ソリューション(兵庫県神戸市中央区)
7.運営(リサイクル施設の中間処理業務)
コカ・コーラウエストロジスティクス(株)(広島市中区)
8.総工費
約3億1,400万円(うち用地費約9,000万円)
日本コカ・コーラ(株) http://www.cocacola.co.jp/
コカ・コーラウエストホールディングス(株) http://www.ccwh.co.jp/
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