増収減益
山下医科器械(株)(本社:福岡市中央区、山下耕一社長)は、4月4日、平成20年5月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比9.5%増の25,430百万円、経常利益は同比34.0%減の231百万円、当期純利益は同比25.9%減の128百万円となっている。
医療機器関連企業において、医療材料における公定価格の償還価格が引き下げられる傾向にあり、その他の製品についても各医療機関からの値下げ圧力は継続している。一方、製品コストについては原油価格の高止まりなどの影響で、上昇傾向が見られ、引き続き厳しい環境が継続していくと考えられる中、市場・顧客の変化を含めたニーズに応え、医療経営への貢献といった視点に立った商品・サービスの開発および提供に努めたとしている。
なお、通期の連結業績予想は、売上高が前期比11.0%増の36,865百万円、経常利益は同比6.8%減の679百万円、当期純利益は同比33.4%増の407百万円となっている。
▼関連リンク
⇒山下医科器械株式会社
※記事へのご意見はこちら