増収増益
家具・インテリア販売の(株)ニトリ(本社:北海道札幌市手稲区、似鳥昭雄社長)は、4月4日、平成20年2月期 決算(連結)を発表した。
それによると、売上高が14.9%増の217,229百万円、経常利益が15.0%増の26,568百万円、当期純利益は15.1%増の15,464百万円となっている。
当期は、広告宣伝活動として全国ネットでのテレビCM放映を拡大、新聞折込みチラシのサイズ、配布回数および配布エリアの見直しを実施、販売促進費を計画的に抑制した。
また、ホームページ上でのデジタルカタログの掲載のほか、公式ネットショップとしてネット通販の自社サイト「nitori-net」を6月に立ち上げ、販売チャネルの拡大を図った。
物流面では、今後の業容拡大に備え国内外の物流センター網の見直しを行い、5月に中国の恵州市にて倉庫面積14,500坪の物流センターが稼動を開始した。また、上海市において物流センター新設の準備を進めている。
店舗面では、関東圏の更なるドミナント地域の形成を図るため、同地区を中心とした新規出店を行い、関東地区に4店舗、東海および九州・沖縄地区に3店舗、北海道、北陸・甲信越および中国地区に2店舗、関西地区に1店舗、計17店舗のホームファニシング店を、東北、関東、関西地区にそれぞれ1店舗のホームファッション店を新設した。また、北海道、関東および九州・沖縄地区では、それぞれ1店舗を閉鎖している。
これらにより国内店舗数は、2月20日現在で162店舗(内ホームファッション専門店18店舗)となった。
また、初の海外出店として台湾の現地法人宜得利家居股份有限公司(出資比率100%)が、高雄市に高雄夢時代店を新設し、本格的に海外展開を開始した。
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