(株)スターフライヤー(北九州市、代表:堀 高明)は4月9日に2007年度の搭乗実績を発表した。
羽田~北九州便の平均搭乗率は75.0%と前年度を16.5ポイント上回り、旅客数は前年度比4.9%増となる73万2795人となった。全日本空輸(ANA)との共同運航が始まり、提供座席は減少したが利用者が伸びたこと、また首都圏での知名度が上がったことなどが要因。
搭乗率はすべての月で前年を上回った。とくに8月はお盆の時期に、割安な運賃設定を実施したことで88.6%と過去最高を記録。3月も82.1%となり全体を押し上げ、目標の年間平均搭乗率7割を達成した。
出発地別では、北九州発が前年度を16.2ポイント上回る74.5%、羽田発は16.7ポイント上回る75.4%。出発時間帯別では、日中便が78.8%、早朝深夜便が60.1%と、いずれも前年度から10ポイント以上の上積みした。
【参考データ】
・昨年9月に就航した羽田~関西便。半年間で18万1000人が利用し、搭乗率は78.8%だった。2路線合計では75.7%。
・07年度の北九州路線の提供座席数は97万7000席(前年度比18.1%)、旅客数は73万2000人(同4.9%増)。