減収減益
精密部品加工の(株)マルマエ(本社:鹿児島県出水市、前田俊一社長)は、4月9日、平成20年8月期 中間決算(非連結)を発表した。
それによると、売上高は前期比35.6%減の420百万円、経常損失は36百万円、当期純損失は23百万円となっている。
液晶製造装置関連分野については、新規の設備投資計画に向けた引き合いが活発になり始めたものの、液晶製造装置の市場回復が当初想定よりも3~6か月間遅れるなどの景気動向の影響をうけ、売上が減少した。
太陽電池製造装置関連分野については、薄膜系製造装置メーカー数社より活発な引き合いと新規装置に向けた製品の受注を受け、受注額も上がり始めていたが、売上計上できると想定していた大型案件の納期が下期にずれ込んだ。
半導体製造装置関連分野については、業界の好調な生産と設備投資動向を背景に、装置部品の製造出荷が予定程度で推移したため第1四半期は堅調に推移したものの、第2四半期にかけて様子見状態であり売上が伸び悩んだ。
これらの結果、当期間の経営成績は、減収減益となったとしている。
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