福岡リート投資法人(本社:福岡市博多区、代表者執行役員:茶木正安)は、4月9日、平成20年2月期(平成19年9月1日~平成20年2月29日) 決算を発表した。
それによると営業収益が前期比1.0%減の5,179百万円、経常利益が同比0.7%増の1,981百万円、当期純利益が同比0.8%増の1,980百万円となっている。
当期は、福岡市南区の花畑地区に位置するコミュニティショッピングセンター「花畑ショッピングセンター」(取得日:2007年9月3日、取得価格:1,130百万円)、好立地、高スペックのファミリー向け賃貸マンション「シティハウスけやき通り」(取得日:2007年12月20日、取得価格:1,111百万円)、コミュニティSC「久留米東櫛原SC」(取得日:2008年2月1日、取得価格:2,500百万円)を取得した。
一方、運用管理面では引き続き、住居においては更なる稼働率向上、キャナルシティ博多などの主要商業施設においては競争力や集客力の強化に重点をおいた運営を行った結果、当期末における稼働率は98.8%となった。
資金調達面では、新たな特定資産の取得を目的として総額39億円の資金調達を行った。また、返済期日の分散、借入のデュレーション長期化の観点から、中長期金利市場の低下のタイミングを捉え、2008年2月に短期借入金の内95億円を長期借入金へシフトした。その結果、当期末における借入残高は480億円となり、期末総資産有利子負債比率は39.5%となった。
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