筑豊地区5市3郡(飯塚市・嘉麻市・直方市・宮若市・田川市・嘉穂郡・鞍手郡・田川郡)のタクシー会社が加盟する筑豊地区タクシー協会は、6月1日からすべてのタクシーを禁煙にする方針を明らかにした。県内では福岡(3月から)、北九州(5月から)の両都市圏についで3番目となる。
同協会によると、対象は加盟48社の約830台(筑豊地区では個人タクシーは運行していないため、筑豊地区を走る全てのタクシーが禁煙となる)。6月以降は車内の灰皿はふたでふさぎ、喫煙する場合は停車して車外で吸ってもらうようにする方針。
健康増進法に受動喫煙防止の努力義務が盛り込まれたことから、全国各地で禁煙タクシーが広がっており、筑豊地区でも女性や高齢者らから「タクシーの車内がたばこ臭い」という苦情が寄せられており、協会全体で禁煙化に取り組むことを決めた。
協会は4月中にタクシーの車内に6月からの禁煙化を告げるステッカーを張るなどしてPR。乗務員にも車内で喫煙しないよう徹底する。
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⇒筑豊地区タクシー協会
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