(株)三越伊勢丹ホールディングス(3099)(本社:東京都中央区、代表:武藤信一)は、4月10日、参考として、(株)三越(本社:東京都中央区、石塚邦雄社長)の平成20年2月期決算(連結)を発表した。
三越は、4月1日の共同株式移転により三越伊勢丹ホールディングスの子会社となり、3月26日に上場廃止となっている。
平成20年2月期の決算は、売上高が前期比3.8%減の773,964百万円、経常利益が同比28.0%減の12,258百万円、当期純利益が同比65.8%減の4,427百万円の減収減益となった。
業種・業態の枠を越えた競合の激化や消費者の行動様式の変化など、引き続き百貨店業界全体が厳しい状況にある中、今後の成長・発展を展望し、本年度より新しい経営計画「三越 ブランド ルネサンス 6ヵ年計画」をスタートした。
しかし、主力である百貨店事業において、先行き不透明な経済情勢からくる個人消費低迷や改装投資効果の遅れなどにより売上が伸び悩み、利益計画から大きく離れたとしている。
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