タクシー事業も介護事業も利便性が一番!
Q:これまで三ヶ森タクシーとしてどのようなサービスを企画されてこられたのでしょうか。
貞包:
特定区間が1ヶ月乗り放題の定期券や1ヶ月1万円以上ご利用の方の運賃を10%割引く「のりのり100」、高齢者の方が特定範囲を乗り放題にする「高齢者フリーパス」などタクシー業界では全国でもほとんどない料金サービスを提供しています。
また新北九州空港と八幡西区・中間市の間、片道一人2500円(若松区西部は、3000円)というお得な料金の「あいのり北空便」も運行しています。
まだ利用者は月に200名様ぐらいですが、少しずつ伸びてきています。東京で飲んで帰ってまだ酔いが覚めない場合などご自分で運転する必要がなく、ご自宅まで帰っていただけますので一度お試しいただければと思います。
(詳しくは http://www.hohoemi-gr.com/ )
Q:タクシー事業者としてだけでなく、北九州のビジターズ・インダストリー(VI)を考える「にぎわいづくり懇話会」のメンバーだともお聞きしましたが。
貞包:
平成18年の秋に末吉前市長が言い出して、北九州も建物・施設からよりソフト面に力を入れた観光客誘致を進めようと、民間と行政が協力して立ち上げたものです。座長が安川の利島社長で、第一交通の田中社長とゼンリンの原田社長が副座長になっています。
私は市民活動推進委員会の委員長で、3月23日に「にぎわいづくり大発会」というVIの関係者が200名も集まる交流会を実施したばかりです。私の委員会は市民の方々にVIを理解していたき、応援いただく活動をしています。
ヨサコイ踊りなどのグループや角打ち文化研究会など、市内でにぎわいづくりを一生懸命考えていただく方が思った以上に多く、お互いのPRや理解も進んだと思います。
今後の活動としては、子ども達に北九州の歴史や文化を伝える「かるた作り」を検討したり、産業観光のコース作りや洞海湾クルーズなども企画しています。
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、『雲のうえ』という広報誌がスターフライヤーの機内で配布されていますが、これもにぎわいづくり懇話会が発行しているものです。北九州のあまり知られていない魅力を発掘して多くの方に知っていただこうという狙いです。
にぎわいづくり懇話会のHP http://www.lets-city.jp/
つづく
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