★ 北九州空港・対アジア拠点空港化整備2 ★
~ 九州・中四国の結節点 ~
北九州空港のもうひとつの魅力は、羽田、中部国際、関西国際空港と並び、関空以西の4番目の拠点空港として考えられる位置にあるということだ。北九州の門司・苅田沖に浮かぶ同空港は、九州のみならず中四国も含めた拠点空港としても考えられる。 西九州方面からは、九州自動車道と九州新幹線でつながり、新幹線は鹿児島ルートの全通と長崎ルートの実現で一層利便性が高まる。中四国地区からは山陽道・中国道、山陽新幹線に加えて船舶でのアクセスも可能(なお、同空港島エアターミナル側には船舶の停泊が可能な岸壁が用意されている)。 東九州方面からは、現在進められている東九州自動車道の早期完成が望まれるが、九州東回りの新幹線計画もやがて話題に上るだろう。JR小倉駅から同空港への新幹線延伸の要望がかねてからあるが、コスト面から現実化は困難とされてきた。しかし、九州の東回り新幹線計画の通過駅の1つとして北九州空港駅を考えれば、現実的な話になってくる。 最大の経済圏である福岡都市圏からも車で50分(天神起点)、新幹線とエアポートバス利用でも同じく50分でアクセスできる位置に同空港はある。わずかな整備で、国内向けには中四国地区も含めた拠点空港として、また対外的にはアジアをにらんだ拠点空港として、十二分な機能を有する可能性を持つ空港がすでに存在し、かつ運行しているということだ。 |
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つづく
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