(株)ベスト電器(本社:福岡市博多区、濱田孝社長)は、4月16日、平成20年2月期 決算短信(連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比12.1%増の413,530百万円、経常利益は同比84.5%減の361百万円、当期純損失は5,640百万円となっている。
家電分野では、薄型テレビが価格下落の反面、大画面・高画質が好評で値ごろ感と地上デジタル放送のエリア拡大から消費者の購買意欲が高まり、需要の拡大が図れた。携帯電話など通信分野は、後半陰りが見えたものの、全体としては好調に推移した。パソコン・デジタルカメラを中心としたOA商品も、高機能搭載機器および一眼レフタイプの構成比が伸張し、需要が拡大したとしている。
一方、冷蔵庫・洗濯機などの白物家電は競合激化による単価ダウンと大容量タイプの伸び悩みにより、低調に推移したとしている。
なお連結売上の前年同期比では、(株)さくらやの新規連結、(株)ストリームのネット通販事業の販売量の増加により二桁の増収となった。
店舗数は、直営店19店(うち海外7店)、フランチャイズ店10店、計29店を新規出店した一方、非効率店舗として直営店26店(うち海外5店)、フランチャイズ店16店、計42店を閉鎖。この結果、当連結会計年度末現在の店舗数は567店(直営店274店(うち海外36店)、フランチャイズ店293店)となったとしている。
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