法人向けのウイルス、スパム対策製品を手掛けるソフォス(株)(本社:神奈川県横浜市、アラン・ブロデリック社長)は、4月21日、2008年1~3月のスパムの最多配信国ワースト12を発表した。
世界各地で展開する脅威解析センター「ソフォスラボ」のリサーチャーの分析としている。
◇スパム送信国ワースト12(2008年1~3月)
1位 アメリカ(比率:15.4%)
2位 ロシア(7.4%)
3位 トルコ(5.9%)
4位 中国(香港を含む)(5.5%)
5位 ブラジル(4.3%)
6位 韓国(4.0%)
7位 ポーランド(3.8%)
8位 イタリア(3.6%)
9位 ドイツ(3.4%)
9位 英国(3.4%)
10位 スペイン(3.3%)
11位 フランス(3.2%)
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33位 日本(0.5%)
その他(36.8%)
国別のランキングでは、トルコが初めて上位3カ国に入り、前四半期(2007年10~12月)の3.8%と比べ、比率が大きく増加したとしている。
また、1位のアメリカ、2位のロシアは、両国での対策強化の効果が現れ、前四半期に比べて比率を下げているとしている。
(アメリカ 21.3%→15.4%、ロシア 8.3%→7.4%)。
しかし、昨年一年間でロシアからの配信スパムの総件数は倍を超えており、2007年の第一四半期(2007年1~3月)の10位(3%)から、今期は7.4%にまで増加したとしている。
なお、日本の順位は0.5%の33位で、昨年同時期の1.5%に比べて減少したとしている。
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