(株)井筒屋(本社:北九州市小倉北区、江本幸二社長)は、4月21日、平成20年2月期 決算(連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比10.9%減の100,126百万円、経常利益は同比56.6%減の695百万円、当期純利益は2,772百万円となっている。
また、当期純損益に、博多井筒屋に係る固定資産の除却損など16億4,238万7千円や、商品券の回収損失引当金繰入額4億4,680万円を特別損失として、博多井筒屋の退店に伴う補償金45億円を特別利益として計上している。
当期は、「上質・新スタイル百貨店」に向けた品揃えの充実や商品開発、店舗改装、宣伝活動に取り組んだ。業績については、2007年3月に博多井筒屋が閉店した影響などがあったとしている。
なお、同時に、コレット井筒屋のオープンや山口井筒屋の出店(10月オープン予定)など、環境の変化に伴い、当期よりスタートしていた中期経営計画「井筒屋Change115計画」を見直し、連結繰越損失の解消やローコスト経営モデルの確立などを目指した「井筒屋グループ新生4ヵ年計画」を新たに策定したと発表している。
▼関連リンク
⇒井筒屋 - IZUTSUYA
※記事へのご意見はこちら