「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」加盟4社であるJR九州・西鉄・福岡市交通局、JR東日本はSUGOCA(JR九州)、nimoca(西鉄)、はやかけん(福岡市交通局)、Suica(JR東日本)によるIC乗車券および電子マネー相互利用を2010年春に開始することで合意した。
北部九州エリアでは、JR・西鉄電車・バス・地下鉄が1枚のICカードで利用できるようになり、公共交通機関利用客の拡大を図る。
また、首都圏・仙台圏・新潟圏のIC乗車券エリア(東京モノレール線、りんかい線、埼玉新都市交通線「ニューシャトル」、仙台空港アクセス線)でも、4つのICカードのいずれか1枚で乗車可能となる予定。
ただ、ひとつ気になるのが、JR西日本(ICOCA)が入っていないこと。こうしたICカードの再編を機に、JR九州―JR西日本―JR東海―JR東日本-JR北海道を1枚のICカードで行けるような、「日本横断ICカードライン」なる一本の路線ができれば便利なのだが。
※記事へのご意見はこちら