(株)サニックス(本社:福岡市博多区、宗政伸一社長)は、4月22日、通期業績予想の修正を発表した。
売上高については、ホームサニテーション事業部門は前年同期比プラスで推移したものの、予想の水準を下回る結果となったこと、エスタブリッシュメント・サニテーション事業部門は、ビル管理会社などとの提携による営業対象先の拡充が業績に寄与するまでには至らなかったこと、環境資源事業部門は、廃プラ加工処理収入が、発電所火災事故に伴う搬入制限前の水準までには至らなかったことなどから、前回公表の通期の連結売上高予想数値を下方修正するとしている。
利益面については、上記の売上高減収のため、前回公表の通期の連結営業利益ならびに連結経常利益予想数値を下方修正するとしている。
また、環境資源開発事業部における苫小牧発電所と同発電所に燃料プラスチックを供給するプラスチック資源開発工場からなる資産グループについては、将来キャッシュフローを厳格に見直した結果、工場が所有している土地の時価が大幅に下落していることもあり、2,500百万円を減損損失として計上する見込みのため、前回公表の通期の連結当期純利益予想を修正するとしている。
◇平成20年3月期通期の連結業績予想数値の修正(平成19年4月1日~平成20年3月31日)
【売上高】
前回発表予想:27,900百万円
今回修正予想:26,500百万円
増減額:△1,400百万円
【営業利益】
前回発表予想:1,500百万円
今回修正予想:570百万円
増減額:△930百万円
【経常利益】
前回発表予想:1,430百万円
今回修正予想:470百万円
増減額:△960百万円
【当期純利益】
前回発表予想:600百万円
今回修正予想:△2,800百万円
増減額:△3,460百万円
▼関連リンク
⇒SANIX ON LINE
※記事へのご意見はこちら