福岡市は、4月22日、高濃度となる光化学オキシダントについて、注意を呼びかけている。
光化学オキシダントは、自動車の排ガスや工場・事業場のボイラーなどの煙に含まれる窒素酸化物や炭化水素などが太陽の紫外線の作用を受けて発生する大気汚染物質。太陽の紫外線が強い4月~9月に高濃度となり、一定の基準より高くなると、注意報などが発令される。
福岡市では、これまで1990年度に4回、1996年度に1回、2007年に1回発令されている。
注意報などが発令された場合は、屋外での激しい運動を避け、屋内や木陰で静かにし、不要不急の車の使用は、出来るだけ控える。発令中に目がチカチカする、のどがいがらっぽいなどの症状が出たら洗顔、うがいなどを行い、症状が改善しない場合は、医師の診察を受ける。
被害を受けた場合は、環境局 環境対策推進部 環境保全課(電話:092-733-5386)か、各区保健福祉センター(保健所)に届出をしてほしいとしている。
なお、福岡市防災・危機管理情報では、防災メールによる光化学オキシダント情報の配信も行っている。
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