ジーンズ「リーバイス」のリーバイ・ストラウス ジャパン(株)(本社:東京都渋谷区、社長)は、4月23日、平成20年11月期 第1四半期財務・業績の概況(非連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比20.4%減の4,492百万円、経常利益は91百万円、当期純利益は51百万円となっている。
当期の売上高は、一昨年から見られたデニムマ-ケットの冷え込みという厳しい状況により減少した。
しかし、昨年より一貫して行っている同社や小売店での店頭在庫の適正化施策の効果により、季節商品に対する在庫調整引当金が減少したこと、小売店からの返品が大幅に減少したことに起因する返品調整引当金戻入益計上により、返品調整引当金戻入益後の売上総利益は13.3%減少にとどまり、17億18百万円となった。
これにより売上総利益率は、前年同期比3.2%増加の38.2%となった。
また、販売費および一般管理費は、昨年同期と比較して広告宣伝費、貸倒引当金繰入額が減少したことを受けて3億89百万円減少の16億88百万円となった。これにより、営業利益は昨年同期と比較して1億26百万円増加の29百万円となった。
また、営業外収益は、外貨建である長期リ-ス債務が円高の影響を受けて為替差益が22百万円生じたことが影響し、前年同期比較で27百万円増加し61百万円となった。
▼関連リンク
⇒Levi’s
※記事へのご意見はこちら