米国のプロジェクト・ベター・パレス社は電気自動車と、その使用電力に対して月極め料金を課金するという携帯電話を爆発的に市場に流す結果となったプランを援用した自動車販売市場での刺激的な事業計画案を持っている。
同案は、携帯電話が、携帯電話機の購入価格とその使用料金など含めた便利なプランによって大変な勢いで普及したが、このシステムを、そのまま将来のEV販売市場に持ち込もう、というものだ。
即ち、車とバッテリー、そして充電施設へのアクセスがすべて含まれる便利な料金プランを提供するというシステムだ。
同システムの一般的な契約による試算では、月額料金550ドル(55.000円)で、年間約2万9000キロメートルを走れるプランとなるという。
この事業計画が世界の自動車市場の中で一般化すれば自動車業界に「大混乱」をもたらす「パラダイムシフト」になる可能性があると、ある業界通は語っている。
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