福岡県建設会(FCC)が5月末で解散する意向であることは既報の通りである。
福岡県には複数の建設業の業界団体が存在していたが、すでに福岡市建設業協同組合(市建協)はなく、さらに福岡県建設会(FCC)も消えることになる。
高松組の高松宏社長が会長を務める福岡建設協力会でも、内部で「もうこの協力会を続ける必要はないのではないか」といった声が囁かれている。福岡県大木町発注工事を巡る談合・汚職事件に絡んで、高松会長の時期改選時の辞任は決定的と言われていたが、むしろ協力会そのものが解散の方向に傾く可能性が高まっているようだ。
※記事へのご意見はこちら