佐伯国総建設(株)
出足からつまずく
(株)アクト
支払い面の問い合わせ増加
■不動産賃貸(福岡)/(株)九州地産ほか1社
採算割れ、販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約7億4,000万円
特別代理人:角 千代美
所在地:福岡県筑後市山ノ井778-2
設 立:1974年6月
資本金:2,000万円
年 商:(04/5)約8,900万円
※ データは(株)九州地産のもの
3月27日に同社及び関連会社(有)クルメターミナルホテル(本社:同所、代表:同)は、福岡地裁八女支部より破産手続開始決定を受けた。
破産管財人は、岡田武志弁護士(日野総合法律事務所、福岡県久留米市城南町22-21、電話:0942-37-2670)。
負債総額は、2社合わせて約7億4,000万円が見込まれる。
■セキュリティ・情報通信機器販売(福岡)/(株)日本情報通信
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約2億2,000万円
代 表:作田 宗一
所在地:福岡市博多区博多駅前3-8-20
設 立:2001年12月
資本金:1,000万円
年 商:(07/9)約3億7,000万円
4月4日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。
担当は高橋浩文弁護士(高橋浩文法律事務所、福岡市中央区舞鶴2-2-1、 電話:092-715-3533)。
負債総額は、約2億2,000万円が見込まれる。
■提灯・人形製造・販売(福岡)/(有)樽見工芸
焦げ付き 破産手続申請準備中 負債総額 約4,500万円
代 表:樽見 美惠子
所在地:福岡県三潴郡大木町大字上牟田620-1
設 立:1997年10月
資本金:300万円
年 商:(07/9)約1億5,000万円
4月4日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。
担当は塙信一弁護士(塙法律事務所、福岡県久留米市六ツ門町21-6 電話:0942-330-8606)。
負債総額は、約4,500万円が見込まれる。
■一般貨物自動車運送(熊本)/(株)成邦
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約12億6,400万円
代 表:菅野 泰明
所在地:熊本県菊池市出田2121-176
設 立:1989年4月
資本金:1,000万円
年 商:(07/3)約19億5,700万円
4月14日の決済が不調に終わり、事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。
担当は由井照二弁護士(由井法律事務所、熊本市黒髪3-12-4、電話:096-343-0585)。
負債総額は、約12億6,400万円が見込まれる。
■企業研究
太田社長辞任で動向注目 過去の勢いは取り戻せるか
(株)ヴァーナル
福岡の化粧品販売会社として、過去には300億円を超える売上高を計上していた(株)ヴァーナル。しかし、ここ数年は減収傾向が止まらず、業績は苦戦傾向となっていた。
そうしたなか、同社の代理店であった大分市の(有)ヴァーナルおおいたが、2007年4月に同社との代理店契約を終了。さらにその後、ヴァーナルおおいたは同社を相手に裁判を福岡地裁におこした。
そして08年3月3日、ついに同社の代表取締役であった大田勝氏が代表を辞任。代わって代表取締役に就任したのが、飯塚市に本社を置くミンクルプロダクツ(株)の代表である室井潔氏である。
同社に何が起こっているのか、現状を探る。
○ピーク時には44億円の経常利益
○大分の代理店と契約を終了
○代表の座を退く大田氏 今度の動向は?
■企業クローズアップ
火災リスクを防ぐ画期的製品 大切な財産・生命を守るために
セイホープロダクツ(株)
今年2月10日、韓国・ソウルにある国宝第1号の崇礼門(南大門)が放火によって一夜にして消滅し、世間に大きな衝撃を与えた。1398年に創建された韓国最古の木造建築物が、あっという間に灰燼と化したのである。
日本においても、長い歴史と格式を有する神社仏閣が放火によって跡形も無く失われるという悲しい事件が、たびたび起こっている。今回紹介する製品は、そんな火災のリスクを防ぎ、財産・生命を守ってくれるという画期的なものである。
○火災リスクは身近に
○簡単施工で高防炎性能
○火災・環境問題に立ち向かう
■インタビュー
イズミ、マルミヤストアと提携 SM再編の台風の眼に
(株)イズミと(株)マルミヤストアが資本・業務提携する。マルミヤは経営の自主性を維持しながら、イズミの傘の下で生き残りを図る。
イズミは中国・九州で食品スーパーとの提携戦略を進めており、中部九州で(株)ゆうあいマートに次ぐ拠点を確保する。イズミはイオンに比べ遅れていたSM事業に本腰を入れる構えで、流通再編の台風の眼になってきた。
○“ポスト創業者”に備える
○単独での生き残り難しく
○地域のSMを囲い込み
■マックス市政ニュース
何も知らずに金は動いたのか 説明するものは誰もおらず
市政を揺るがす大問題(3)
2006年の福岡市長選挙で、吉田市長名義で暴力団関連企業から事務所を賃借していた問題に関して、市長は無責任にも「民主党県連の江藤博美幹事長代理(福岡市議)に聞け」と言う。
それでは、その江藤氏の対応はどうなのだろうか。
○江藤幹事長代理は質問への回答拒否
○指名された民主県連
○矛盾する関係者証言
■神鳥巽のビジネス最前線
クリスタル買収にひそむ影 グッドウィル解体の序曲か
折口雅博氏が一代で築き上げた国内最大の人材派遣サービス会社、グッドウィル・グループが「解体」の危機に瀕している。メインバンクが逃げ出したうえ、捜査機関の動きも気になる。突如、ユナイテッド・テクノロジー・ホールディングスが筆頭株主に躍り出てもいる。
渡米し、海外からグッドウィル・グループを操る考えの折口氏だが、人材派遣会社クリスタルの買収をめぐって不透明な金・株の流れがあるようだ。折口帝国の命脈は絶たれるのか。
○メインバンクは損切り
○海外から操る折口 堀井社長は傀儡か
○裏に謎の投資グループ
※記事へのご意見はこちら