経済産業省が(社)福岡県雇用対策協会に発注していた平成17年度の地域産業活性化人材育成事業において、広報費の不正受給が発覚した。これは、福岡県雇用対策協会が(株)電通九州に対して再委託していたもので、経済産業省は福岡県雇用対策協会と電通九州に補助金等の交付停止(12カ月間)の措置を講じ、電通九州は8カ月間の指名停止を受けた。
電通といえば、日本最大の広告代理店で、連結売上高は2兆円を超えるスーパーカンパニーである。その子会社がわずか315万円ほどの不正受給で長期の指名停止を受けるとは、超優良企業「電通」としてのプライドは電通九州には無いのだろうか。