トリアス久山の動向はこのコーナーで紹介をした。ここのビジネス特色は57名の地主から土地を20年間、定期賃借件で借りたことだ。ところがオープンして10年を経過すると地主たちが亡くなり相続者が出現する。現在、地主が127名に増えた。厄介なのは相続した地主たちが全く久山町を知らないことだ。加えること、まだ80歳以上の高齢者地主が13名いる。またまたバラける可能性が高い。新オーナーになると目されているラサールファンドは土地を買い上げる交渉を行っているが、了解を得るまでに悪戦苦闘をしているようだ。これはまさしく定期賃借権方式の落し穴と言える。
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