Q:エフエムKITAQのリスナーはどのような方が多いのですか。
熊谷:
エフエムというと若い層が多いようにお思いでしょうが、うちの局はミドルからシニア層を狙った番組作りをしています。
月曜日19時からの第一交通さんに提供いただいている「マイライフ・マイビジネス」のように地元の経営者に出演いただく番組や、土曜日17時の、北九州でバーを経営されているミュージシャンの方に「大人の音楽畑」という番組を構成いただいたり、30代以上の方が興味を持って聴きいていただける番組が特徴でしょうね。
選曲も70年代のフォークソングなどミドルシニアに懐かしく共感をもっていただける音楽が多いですね。
Q:その他に北九州らしい番組としてはどのようなものがありますか。
熊谷:
今年JFLリーグに上がった地元サッカーチーム・ニューウェーブ北九州を応援する番組「NEW WAVE 2008」を月曜20時から放送しています。
また朝の帯番組の中で、西日本、毎日、朝日、読売の4つの新聞社の北九州支局の記者に出演いただき、北九州のピックアップニュースを伝えていただいています。
地元北九州ということでは、北橋市長のコーナーもありますよ。
とにかくコミュニテイ局の存在意義は「地域の活性化」と「災害発生時の情報網」が大切だと思っていますので、これからももっと地元の方々にご出演いただき、絆を深めていこうと思っています。
Q:広告会社の仕事などで他の地域のこともよくご存知の熊谷社長ですが、出演された北九州の人達の話しを聞いて、何か特徴があるでしょうか。
熊谷:
経営者の方をはじめ、いろいろな立場の方に本当に多くお会いしましたが、北九州の方は仕事以外にもボランティア活動やご自分の趣味など幅広く活動されている方々が多いことにびっくりしました。
博多で仕事をしていた時には、こんなに地元のための活動をされている方を周りではあまり見てこなかったと思います。
北九州には地域の問題に関心の高い、まじめな方が多いと感じています。
逆に仕事も地域での活動も素晴らしいことをされているのだから、もっと自信を持っていただければと思うぐらいです。
Q:北九州でラジオ局の経営をされて、感じることはありますか。
熊谷:
スポンサーさんなどとお会いする時、初対面の時は少し堅い感じでしたが、お会いする機会が増える度に、非常に大切にしていただき、気持ちの熱い方が多いと感じています。
ただ舞台や音楽の施設は充実してきていて、福岡よりも割安で楽しむことができるのに、お客さんの入りがもう一歩なのが残念ですね。
文化の情報発信でエフエムKITAQももっとお力になれればと思います。
※エフエムKITAQは78.5MHで聴けます。
詳しくは http://www.fm-kitaq.com/fm/ をご覧下さい
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