◆市長も職員もいい加減・・・・これが市役所の実態
女性二人を市長公用車に同乗させ、タクシー代わりに使用していたことが判明した吉田福岡市長だが、来週大半を「公務」のため在福しないという。
都合が悪くなれば他人任せ、取材拒否の姿勢を貫く吉田市長だが、出張ばかりで福岡市を不在にするばかりか、マスコミが市長に公式に話を聞くことができる唯一の場である定例会見が、3週間以上開かれないという事態となる。
それにしても、福岡市役所秘書課の対応は極めていい加減なものである。
本社取材班が秘書課に対し13日(火)の定例会見がなくなった理由を聞いたところ「浜松市(静岡県)で、政令指定都市の市長会に出席する予定」と答えた。
浜松市役所に確認したところ、会議は12日(月)だという。
秘書課に抗議したところ「見間違えました。その日は東京でフィルムコミッションの会議になっています」
この市役所は、市長以下秘書課の職員までいい加減がまかり通っているらしい。
ところで、そのフィルムコミッションの会議だが、確認したところ、フィルムコミッション協議会の理事会なるものが開かれるのは13日午後2時からと判明した。
ちなみに北九州の北橋市長は、前述した浜松の会議のあと、即日北九州に戻るとされている。
吉田市長も12日に帰福、定例会見を済ませて上京しても間に合う日程である。
交通費を浮かすためか、吉田市長のプライベート時間をより多く取るためか定かではないが、記者団のぶら下がり取材も拒む市長だけに、公用車問題について説明する公式の場を早急に設けるべきとの批判も上がりそうだ。
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