西通りの注目案件は、パチンコの雄・宣翔物産が保有する元札幌かに本家のビルだ。所有する宣翔物産の安部オーナーは今までは永続的に持ち続ける意向であった。ところがここにきて、不動産の転売に意向が変わったことで5月中に販売の入札が予定されている。入札参加者は5社内外である。そこで話題になるのは価格が幾らかということである。
隣りのセイワ地研が所有していたビルは坪4,300万円ついたが、現在はそのような勢いはない。関係者では最大価格は坪3,500万円に落ち着くだろうと踏んでいる。となると宣翔物産の仕入れ値が坪1,500万円であるから、坪あたり2,000万円の儲けを手にすることになる。「安部オーナーは不動産には本当にツキのある人だ」と感服されている。
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