(株)ミスターマックス(本社:福岡市東区、平野能章社長)は、5月9日、平成20年3月期 決算(連結)を発表した。
それによると、営業収益は前期比6.7%増の99,558百万円、経常利益は同比33.8%減の879百万円、当期純利益は同比222.4%増の665百万円となっている。
当期は、「安さ」を1ヶ月以上継続して訴求する「POWER PRICE商品」の強化などにより、既存店の売上高が前期比101.8%と伸張した。さらに、新規開店した店舗の売上高や、「町田多摩境ショッピングセンター」および「湘南藤沢ショッピングセンター」の賃貸収入が寄与し、売上高および不動産賃貸収入の合計である連結営業収益は、増収となったとしている。
収益面では、新店2店舗が開店した7月に、低温、多雨の日が続き、梅雨明けも遅れたことなどから、エアコンなど夏物商材の利益率が当初見込みを大幅に下回ったことなどにより、連結営業総利益は242億19百万円(前期比105.5%)に留まった。
一方で、ショッピングセンターの開業や新店の開店、および連結対象子会社(株)ピーシーデポマックスが、11月にフランチャイザーである(株)ピーシーデポコーポレーションから鹿児島店を引き継いだことなどから、販売費および一般管理費は、235億円(前期比107.2%)と増加したとしている。
また、当期純利益に、同社が運営するショッピングセンターのテナント退店に伴うテナント解約収入3億60百万円を、特別利益として計上している。
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