(株)十八銀行(本社:長崎市、宮脇雅俊頭取)は、5月12日、平成20年3月期 決算(連結)を発表した。
それによると、経常収益は前期比9.9%増の73,919百万円、経常利益は同比69.7%減の3,428百万円、当期純利益は同比74.2%減の1,632百万円となっている。
経常収益の増加について、単体の経常収益が、貸出金利息や有価証券運用の増加、株式など売却益の増加などにより前年同期比82億97百万円増加して645億6百万円となったためとしている。
また、経常利益と当期純利益の減少については、単体の経常費用が預金利息や経費、与信関連費用の増加などにより前年同期比173億97百万円増加して609億8百万円となり、経常利益が35億97百万円、当期純利益が15億68百万円となったためとしている。
なお、銀行本来の収益をあらわすコア業務純益(一般貸倒引当金繰入前の業務純益から国債等債券損益を控除)は前年同期比23億63百万円減少し125億79百万円となったとしている。
また、金融再生法開示債権残高は、企業支援への取組みと不良債権の最終処理の促進、部分直接償却の実施などに努めたものの、新規の不良債権の影響により前年度末比70億86百万円増加し、709億83百万円となったとしている。
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