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【マックス北九州ニュース No.038】2008/5/13
マックス北九州ニュース
2008年5月13日 17:44

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【マックス北九州ニュース No.038】2008/5/13
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01◆「経営者と語る!北九州の経済を元気にするには」
「不動産鑑定評価システム」でシェアNo.1 
北九州国際ITビジネス推進会の会長も務める
株式会社ランテックソフトウェア庄司裕一社長に聞く

02◆四川地震の今後、株式会社シルクロード城陽春代表に聞く

03◆シリーズ:<北九州の元気> -がんばってます!まちのNPO- (6)
  NPO法人 北九州小規模連 (その2)

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◆「経営者と語る!北九州の経済を元気にするには」
「不動産鑑定評価システム」でシェアNo.1 
北九州国際ITビジネス推進会の会長も務める
株式会社ランテックソフトウェア庄司裕一社長に聞く

【庄司裕一社長のプロフィール】
昭和32年4月岩手県釜石市で生れる 新日鉄に勤めていた父の転勤で高校1年から北九州へ 明治大学法学部卒業
東芝九州情報機器などを経て、平成5年4月に有限会社ランテックソフトウェア創業 同社は昨年株式会社に改組して現在、資本金4000万円

Q:ランテックソフトウェア創業の経緯をお聞かせいただけますか。

庄司:大学は法学部だったのですが、当時出始めたばかりのパソコン、NECのPC8001をいじってゲームを作ったりしていたのが、コンピューターとの出会いでした。
 情報機器関連の営業をしていましたが、不動産鑑定事務所に行くと、使い難いソフトを使っていましたので、同じ値段でいいソフトを作ればビジネスになると思いランテックソフトウェアを創業いたしました。
 最初は九州の市場にターゲットを絞って3年ぐらいでシェア9割を占めることができました。その後東京営業所も作って5割以上のシェアをとることができ、今では全国で約3200ある不動産鑑定事務所の内、約1400社が当社の不動産鑑定評価システムを導入いただいています。
(不動産鑑定評価システムについては下記HPを)
http://lantechnew.easy-magic.com/user/

Q:どのようにして不動産鑑定評価システムのシュアを広げたのですか。

庄司:不動産鑑定は相続や不動産販売に欠かせないものですが、後発で参入した当社は、とにかく徹底した使い易さとギリギリに抑えたソフト価格で勝負しました。これが「安くていいもの」だと不動産鑑定士さんに素直に評価されたからだと思います。
 ただシェアも大きくなり、不動産鑑定評価システムだけでは販売数量の伸びも限られますので、最近ではいろいろなソフトの開発や新規事業にも手を広げています。

Q:最近の事業ではどのようなことを手掛けられているのですか。

庄司:畑違いでびっくりするかもしれませんが、昨年から居酒屋「土間土間」小倉店のオーナーになっています。
http://www.doma-doma.com/
 この「土間土間」はコンビニのampmや外食チェーンを展開するRexグループのフランチャイズで、「感動創造」という理念に共感して始めたのですが、地元北九州の若者を育てる場になると考え、経営は若い人達に任せています。

                          取材 松尾潤二
続く

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◆四川地震の今後、株式会社シルクロード城陽春代表に聞く

 大きな被害が伝えられる四川地震だが、福岡在住で今年中国から日本に帰化したばかりの株式会社シルクロード城陽春代表に今後の中国の動向を聞いた。

 四川省の友達とネットでのやり取りをしていたが、昨日から全く連絡が取れなくなっており心配している。

 まだどれだけの規模の被害になるかも分からないが、上海などの友人達とのやりとりでは、今の中国の経済力であれば相当に震災被害があったとしても政治・経済面では、大きな打撃とはならないだろうという意見が多い。

 ミャンマー問題、汚染餃子問題などで「外から見た中国」は多くの課題を抱えた上に今回の地震で経済成長にも悪影響が出てくると思われる人がいるだろうが、「中国の中から見ると」、以前は輸出に頼っていた中国経済も内需の伸びが大きく、今回の地震災害も毎年起きる水害と同程度で経済面では大きなマイナスとはならないだろうという見方が多い。

 沿海部の発展に比べて四川省など西側の地域は開発が遅れていたので、政府としてこの機会にかなりのテコ入れを進める可能性も高い。

 四川省とその周辺は少数民族が多い地域だが、今回の地震でチベット問題の影響が広がることはほとんどないだろう。

 私自身も中国の中で朝鮮族の出身だったので、以前は目に見える差別を受けることがあったが、少数民族の側も「中国は大きい国だからしょうがない」と割り切った部分があり、経済的成長の恩恵が広がっていくなら民即問題や摩擦も少なくなるだろうと思われる。

 日本は地震対策が進んでいるが、今回の四川地震の教訓があっても、耐震建築の基準作りや工法が中国で広がるには、まだ国民の意識レベルが低く、時間がかかるだろう。

 日本で1000人も災害で命が失われると大事件だが、中国では残念ながら1万人の命が失われても大きな事件として認識されない、この意識の差を日本の方は理解していた方がいいかもしれない。

 北京オリンピックを目の前にしていろいろな事件があっても、中国はまだまだ自信たっぷりの人が多い。

 私も中国の友人に外からの視点を伝え、時間をかけて説明すれば「ああそういう見方があったのか」と理解してもらえるが、多くの中国国民は経済の成功で自分たちの考え方しか、見えなくなっているようだ。

 日本もバブルの時代、外が見えなくなったように、中国の進歩にはまだ時間がかかりそうだ。

                          取材 松尾潤二

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◆ シリーズ:<北九州の元気> -がんばってます!まちのNPO-(6)
   NPO法人 北九州小規模連 (その2)

Q:今後は新商品などの開発にも取り組んでいくんですか。

中村:勿論です。パンフレットも色んなバージョンを考えています。店頭販売だけでなく、企業の贈答品などにも使ってもらえるような外販用商品の開発とか、エコを売り物にした商品とか・・・
 以前、太陽パンの「おからクッキー」が北九州の市制40周年記念の引出物に採用されたことがあります。現在、北九州発のエコバックを開発中ですが、環境都市・北九州の特徴を活かしたアイテムを作業所で開発することも考えています。
 もう一つはアートです。障害者の感性から生まれたアートを広く紹介する。そうした芸術家を育てないといけない。
 留学生との交流をおこなって、北九州ばかりでなく、海外ともつながって行きたい。また、外国人観光客向け商品の開発にも取り組んでみたいと思っています。

岡崎:福祉というのは施しではありません。自分の作ったものが、喜ばれていることを実感するだけで、障害者の青年たちは生き生きしてくる。
 私どもの夢としては、障害者でないと作れないような商品というものを作っていこうという思いがある。まだ始まったばかりですが、そう言う方向で伸ばして行きたい。
 稼いで食べていくというのがゴールではない。世の中も、未だ彼が稼いで食べていけるよう仕組みにはなっていない。しかし、彼らが品物をつくる喜び、一般の人に買ってもらう喜びを感じられる環境を広げたい。障害者が自信を持って、堂々と胸を張って町を歩けるようになれば、すごいことだと思う。

Q:ところで、小規模作業所はどんな役割を担っているんですか。

岡崎:障害も百人百様で、いろんな障害者がいます。施設で生活している子や、自宅から通って働いている子。また、施設も大きな施設から小さな施設までたくさんあります。
 小規模作業所というのは、だいたい10人前後で、町の中で地域密着、小規模多機能、自由自主といった活動をずっとやってきた。
 昔は、障害者は山の外れの施設に収容されていましたが、今では町の中で暮らしていこうという動きが出てきて、作業所運動も全国的に広がっています。
 全国で約6千カ所、北九州でも70カ所位あります。障害者の暮らし方のスタイルも多様化してきた。北九州には知的障害者が6千人位います。

中村:小規模連は、地域で暮らしたいという障害者を支える人たちが集まった組織です。
 町中で一緒に暮らしたい、みんなと一緒に何かやりたいという障害者の気持ちを理解し、障害者もそうして生きていくべきだと思う人たちが作業所を起こしてきた。
 施設に入るか入らないかの選択ではなく、今のままで暮らしたいという思いが障害者の皆さんにある。それを大切にして行きたい。

Q:太陽パンをはじめられた動機は・・・。

岡崎:私の息子が知的障害でした。障害者の子をもつお母さんたちで、子供たちの働き場所として、作業所でもやりましょうという話しが膨らんできた。
 内職のようなものではなく、やりがいのあるものをやろうと言うことで、畑に着目したり、いろいろ試行錯誤した結果、パン屋さんに行きつきました。
 私たちが20年前には始めた頃、障害者のつくるパン屋さんは九州になかったと思います。大洋パンから情報を得て始められたところがたくさんある。パン屋さんは活気があるので始める人が多いようです。
 現在、従業員は8人ですが、今日1人面接しました。開業当初から20年間、働いてくれた人がいたんですが、一昨年、38歳で亡くなりました。息子の友人で、ダウン症でした。彼が生まれたのは昭和43年。その当時、ダウン症の人は短命と言われていましたが、彼は長生きした方だと思います。

(続く)

(取材:森脇喜一)

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