(株)ふくおかフィナンシャルグループ(本社:福岡市中央区、谷正明会長兼社長)は、5月14日、平成20年3月期 決算(連結)を発表した。
当期は、福岡銀行および熊本ファミリー銀行の経営統合と、親和銀行のふくおかフィナンシャルグループへの統合が実施された。
当期の経常収益については、貸出金利息等資金運用収益の増加などにより2,777億9千5百万円、経常費用は、有価証券の減損や信用コストの増加などにより2,519億3千万円となった。
その結果経常利益は258億6千5百万円、当期純利益は12億5千2百万円となった。
営業面ではグループ3行において、スコアリングモデルを活用した融資商品や資産運用商品、定期預金などの統一商品の取扱いを開始するとともに、3行間でのCD・ATMによる顧客手数料の相互無料提携の実施、グループ銀行間での振込などの為替手数料を本支店扱いと同様の手数料にしたとしている。
また、グループ内重複店舗16ヵ店を統廃合するとともに、グループ3行で約380名が相互に出向し、人員の効率配置を進めた。
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