(株)鹿児島銀行(本社:鹿児島市、永田文治頭取)は、5月14日、平成20年3月期 決算(連結)を発表した。
経常収益は、その他業務収益が国債等債券売却益の減少などにより26億13百万円、役務取引等収益が預り資産販売手数料の減少などにより4億36百万円それぞれ減少したものの、その他経常収益が株式など売却益の増加などにより71億5百万円、資金運用収益が貸出金利息の増加などにより46億36百万円それぞれ増加したことにより、前期比86億91百万円増加し927億48百万円となった。
一方、経常費用は、その他業務費用が国債など債券売却損の減少などにより12億29百万円減少したものの、その他経常費用が貸倒引当金繰入額の増加などにより37億46百万円、資金調達費用が預金利息の増加などにより32億60百万円、営業経費が物件費および人件費の増加などにより、9億21百万円それぞれ増加したことにより、前期比68億39百万円増加し741億20百万円となった。
以上により、経常利益は18億52百万円増加して、前期比11.0%増の186億27百万円となった。
税金等調整前当期純利益は、特別損失に役員退職慰労引当金繰入額ならびに睡眠預金払戻損失引当金繰入額などを計上したことから、前期比12億75百万円増加し171億30百万円となった。
当期純利益は、税金等調整前当期純利益は増加したものの、課税所得の増加により法人税、住民税および事業税も増加したことから、3億9百万円減少し、前期比3.2%減の91億37百万円となった。
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