(株)福山コンサルタント(本社:福岡市博多区、山本洋一社長)は、5月14日、平成20年6月期 第3四半期財務・業績の概況(非連結)を発表した。
それによると、売上高は前期比5.4%増の1,524百万円、経常損失は378百万円、当期純損失は236百万円となっている。
当期は、南九州事業部立ち上げに向け、2008年1月に熊本市にて新社屋建設に着手した。さらに4月には長崎営業所を開設し、沖縄県を除く九州7県すべてに事務所・営業所の設置を完了し、第2次長期プランに基づく地域展開と営業ネットワークの拡充などを進めたとしている。
受注高については、国土交通省からのプロポーザル方式(技術提案による評価方式)による交通計画・道路設計業務の受注が好調に推移したことや、強化を図った東日本事業部環境グループ(2007年4月新設)関連業務およびCM系業務の新規案件受注が順調に進んだことから、当期受注高は6,141百万円(前年同期比12.6%増)となったとしている。
売上高については好調な受注に支えられ増加、経常損失は前期に比べ14百万円改善し、当期純損失も29百万円改善した。
なお、官公庁の会計年度末に完了・納入する業務が過半を占める関係上、売上高は第4四半期に集中するため、例年第3四半期までは経常損失、第4四半期で経常利益となることが常態となっている。
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