米国から自宅でエタノールを精製して、ガソリン代わりに車に給油できる機器が開発された、というニュースが飛び込んできた。
話題の機器は「EFuel100 MicroFueler」。米国内のベンチャー企業イー・フェル(E-Fuel)が開発した。
ガソリン価格が高騰する一方、バイオエタノールの需要増加やバイオエタノール生産の原料となる穀物相場への投機資金の流入で穀物を原料とする商品の価格が世界的に上がる中、今回開発された機器への期待は大きい。
「EFuel100 MicroFueler」は砂糖、イースト菌、水を原料にエタノールを精製が可能だ。精製コストは1ガロン(約3.8リットル)当たり1ドル程度。4~7キロの砂糖から1ガロンのエタノール精製が可能で、1日に5ガロン(19リットル)程度の生産能力がある。
価格は日本円で約100万円程度となる予定
イー・フェル社 http://www.efuel100.com/
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