越智産業(株)(本社:福岡市中央区、越智通広社長)は、5月16日、平成20年3月期 決算(連結)を発表した。
それによると、売上高は前期比0.5%減の76,802百万円、経常利益は同比64.5%減の178百万円、当期純利益は同比85.0%減の26百万円となっている。
当期は、丸共建材(株)(島根県益田市)、(株)中西保太郎商店(滋賀県大津市)の株式を取得し、新しい連結子会社とした。
損益面では、市況悪化の中での価格競争の影響により利益率の低迷が続き、また、内部統制システムの構築に関する費用や、関係会社の業務システムの整備をはじめとするグループ経営管理強化に伴う販売費および一般管理費の増加などにより、経常利益は減益、当期純利益も減益となった。
しかし、財務体質の強化として、売掛債権や棚卸資産の回転期間圧縮を中心とする運転資金効率の改善に取り組み、営業キャッシュ・フローについては808,774千円を計上し、有利子負債の圧縮やM&Aに伴う設備投資資金その他にこれを充当したとしている。
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